こんにちは。
W杯見過ぎで生活リズム崩れまくっているゆとり大家です。
子どもが生まれたことも関係してるんですけどねw
さて、吉川英一さんのブログでめちゃめちゃ良いこと書いてありました!
あと、ふんどし王子さんのコラムでも同様のテーマが。
勤め人をしているとつい忘れがちになるのですが、
◆税金(所得税、住民税…)
◆社会保険料(健康保険、厚生年金、雇用保険…)
◆上記2つの普通徴収
リタイアすると、または自営になるとこの3点がけっこう重くのしかかるはずです。
金額はもちろん、手間がかかると思います。
勤め人をしていると、税金や社会保険料は給料から天引きされているはずですが、
これは会社が自分の代わりに納めてくれるという利点(?)もあったわけです。
会社を辞めると、税金を払う手続きや社会保険の切替と支払い手続きを自分ですることになります。
これってけっこう面倒くさいと思います。
・・・というか、制度をしっかりと抑えておかないと損することも多いと思います。
以下にざぁっっくりと紹介してみます。
違っていたら指摘して下さいねw
税金
基本的には、前年の所得=(収入ー経費)で決まります。
勤め人を継続していると、この辺の意識が薄くなってきます。
会社で全部やってくれますからね。年末調整とかで。
自分が納めている税金に無頓着になりがちですが、一方で文句も言わない。
これって、立派な納税者なんですよねw
まずは、自分がどれだけの納税をしているのか、源泉徴収票なんかで確認してみると良いと思います。
会社を辞めると、確定申告を行って自主的に納税する必要がありますが
ここには少し注意点があります。その辺は後で書く普通徴収で。
社会保険料
今回のキモはここです。
広義の社会保険には、健康保険・年金保険・雇用保険・・・などあります。
源泉徴収票の「社会保険料控除」欄にはこれらの金額の合計が記されています。
リタイアすると・・・
まず、雇用保険はかからなくなります。
ま、当たり前ですよねw
ただ、雇用保険料は少しずつ安くなっていますし、元々が高くはないのであまり大きな影響ではないかもしれません。
問題はここから。
年金なんですど、会社勤めしていると「厚生年金保険」として給料天引きされています。
これ、けっこうな額になっている人も少なくないと思います。
勤め人は保険料を会社と折半して払っているわけなんですが、給与明細に載っている金額はその半分にされた金額なので
会社側も同額を支払っていることになります。
会社負担分がなくなるので将来、年金を受け取る時には違いが生じることになりかねません。
それを防ぐには自身でその穴埋めをする必要があるということなんですが、
今は様々な制度ができていますので、穴埋めはしやすくなってきているのではないでしょうか。
(詳細はご自身で調べて下さい・・・っていい加減かw)
ま、年金をアテにしてない人は反対になるべく年金保険料を払わないようにしたら良いと思いますがww
そして、本丸の健康保険。
健康保険って年金と同じように複雑な制度設計になっているので、イマイチ分かっていない人もいると思います。
勤め人をしていると、その会社での健康保険が適用になっているはずです。
(一般では、この健康保険のみを切り取って「社会保険」または「社保」というところもあるようです)
それが退職すると、基本的には国民健康保険に加入することになります(任継の話は割愛)が、
この国民健康保険がなんともクセものなんです!!
保険料の最高額が89万円(札幌市の場合)なので、
月々74,166円!
勤め人の時の倍ほどになる方もいると思います。
しかも、病院に行かなくても払わないといけないので納得もしにくいですねw
こういった社会保険料の負担を軽くするために吉川さんやふんどし王子さんが情報提供してくれているのだと
勝手に思っていますww
普通徴収
あんまり馴染みのない言葉だと思います。
私も市役所勤務時代に初めて知りました。
これはどういうことかというと、住民税と国民健康保険の例を考えた場合、
住民税・・・年4回
国民健康保険・・・年10回
このように支払回数が決まっているんです。
つまり、勤め人だと年12回の給料から天引きする(←特別徴収)ことでならしていたんですが、
そんなのは認めないよ!ってことなんです。
こっちからしたらそっちの方が「特別」だろうって思うのですがw
なので、住民税であれば3ヶ月分の税金を1度に払わないといけないですし、
国民健康保険の最高額の場合、89,000円/回の負担になります。
サラリーマン大家さんが成功してリタイアされる場合、割と上限いくようなケースが多いのではないでしょうか?
なので、制度をよく把握しておかないと納税できなくて最悪の場合、
差し押さえ
ってことにも繋がりかねません。
せっかく苦労して購入した物件をこんな形で手放したくはないですよね。
ざっくりと言いながらけっこう書いちゃいましたが、
不安な方は退職の前によく調べておいた方が無難ですし、結局は吉川さんのマネでも良いと思いますw
私から言えることは、税金は仕方ないにせよ、健康保険は要注意!ってことです。
ゆとり大家
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