国家の負担で測量を実施・・予定。
こんばんは。
ゆとり大家です。
本日は休日ナリ。
でも、慌ただしくしていました。
本日は札幌法務局が実施する説明会に出席。
登記に関する説明会なんですが、単なる説明会とはちょっと違います・・
1年ほどかけて、新しい地図を作成するとのこと。
今回、物件6号周辺の地区が対象になったということで、その説明会に参加してきました。
経緯としては、現在の法務局備え付けの地図は、昭和5年(1930年)に作成されたものとのこと。
87年も前ですか・・・
放置しすぎでしょw
さすがに看過できないため、この度、正確に測量をし直して新しい地図を製図する、となったようです。
つまり、国家の負担で測量をやってくれるそうな。
ワタクシなんかは「まあ、いいんじゃないの」と思うわけです。
ですが、この地域にはご老人が多いこと。
というか、若い人は仕事で参加できなかったのかもしれません。
いずれにしても、質問の時間ではご老人の不安や悩みを聞いてあげるタイムになっていましたw
「実際の境界と測量し直した結果の境界に違いがあったらどうするのか」
「境界杭は絶対にしなければいけないのか」
「以前に打った杭が沈み込んでいるので探してほしい」
・・・法務局も実際、「知るかよ」って感じですよねw
法務局側が勝手に所有者の土地を増やしたり減らしたりするわけではなく、
しっかりと測量し直して適正な形にする、というのが主旨ですからね。
ただ、87年も放置していた事実もあります。
そして法務局の人間の説明がなかなかヒドイw
こういう場合、普通は想定問答を用意しておくのですが、ノープランだったようですね。
おかげで説明会はグダグダに終わりましたww
また、面白いことに老人の一人から
「測量しても良いが、要らない土地がある。それは今回の測量で何とかならないか」
と面白い提案がありましたw
土地は現状使ってもので足りる。測量するとかえって所有の土地が大きくなる可能性もあるので要らない、ということのようです。
このおじいさん、地主かw
帰り際に声をかけようか迷いましたよww
不要な土地があるなら譲ってもらえるか交渉すれば良かった・・
ま、どんな土地か分かんないのですが。。
ともかく、新しい正確な地図ができるのは良いことだと思います。
ただその結果、隣人とのトラブルが起きる可能性もあります。
随分と隣地を侵食していた場合や、その逆もあり得ます。
ただ、既にもう建っているものでもあるので、「すぐに撤去!」という形にはならず、「建て直しの時は気を付けましょうね」で終わることがほとんどのようです。
その辺りも基本的には所有者が立ち会って確認しながら進めていくとのこと。
まあ、余計な仕事が増えますねw
現状維持で良いという考えも分かりますが、さすがにこのまま放置継続ってわけにもいかないでしょう。
戦前の地図を基本地図にしちゃってるんですから。
しかし、物件6号は色々ありますね。
ここから学ぶことも多くて良いですし、手間がかかる分、愛着も湧いてきそうです。
また、現在工事中なので次回はその様子を少し紹介します。
ゆとり大家
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